第1子の長女ちゃん出産の時は、陣痛のあまりの痛さにパニックになるやら絶叫するやら、大分取り乱したお産になりましたが…
第2子の長男くん出産の時は、前回と打って変わってとても穏やかなお産でした。
今でもパパに「産まれる間際まで笑顔で話してたのが印象的」と言われます。
そんな、長男くんを出産したときのキーワードは
“ソフロロジー” です*
ソフロロジー式分娩って?
ソフロロジー式分娩とは…
① イメージトレーニング
「陣痛は赤ちゃんが産まれるためのエネルギー」
「陣痛中は、赤ちゃんも頑張っている」
出産は赤ちゃんとの共同作業と考え、陣痛をポジティブにとらえる。
イメージ用のCDがあり、妊娠中にくり返し聴くことで
リラックスした状態で出産を迎えられる。
② 呼吸法
ラマーズ法(ヒッヒッフー)とは違い、ゆっくりと長く、息を吐くことに集中する呼吸法。
・安定した呼吸を続けることで、赤ちゃんにもしっかりと酸素がとどく
・呼吸に集中することで陣痛が和らぐ
・体に余分な力をいれないため、赤ちゃんがスムーズに出てきやすくなる
などのメリットがある。
③ エクササイズ
陣痛~誕生までのお産の進行をイメージしながら
出産に向けた体づくりやリラックス法を身につけていく。
このような特徴がある出産方法です。
ママがリラックスしてお産に臨むことで、赤ちゃんが元気に産まれることにつながり
ママの体にもよけいな負担をかけません。
私は長男くんの妊娠中にソフロロジーの存在を知りました。
でも産院で説明を聞いたり、講習を受けたりしたわけではなく
インターネットで得た知識の中から自分が無理なくできる範囲で、
自分なりに解釈した自己流ソフロロジー法でお産に臨みました。
ソフロロジー法* 自己流で取り入れたこと
2人目の長男くん妊娠中、ソフロロジーという概念と出逢いました。
それと同時に、“陣痛中は赤ちゃんも苦しい思いや体の痛みを感じている”
“陣痛の痛みでママがパニックになって、余分な力が入ったり叫んだりすると、
赤ちゃんに充分な酸素が送られないことがある”ということを知りました。
「赤ちゃんも産まれようと頑張っているんだ!しっかり酸素を送って、少しでも楽に産まれて来れるようにしてあげたい!」
そう思ったのが、お産の時にソフロロジー法を取り入れてみようと決めたきっかけでした。
でもマニュアル通りにまるっと取り入れたわけではなく、
気軽に取り組めるよう自己流にアレンジしました。
実践したことは、
①ゆっくりとした深呼吸を意識して、赤ちゃんに酸素が充分に行き渡るイメージをする
②赤ちゃんが子宮から産道へ向かって降りてくる姿をイメージしながら、体の力を抜きリラックスする。
③お産は赤ちゃんとの共同作業という意識を持つ
④陣痛中はあぐらで座り、リラックスして力を抜きいきみ逃しをする
①〜③は妊娠中からイメージトレーニングをして、陣痛中も意識していました。
私にとっては呼吸に集中しいきみ逃しするという方法と、
「赤ちゃんが産まれて来ようと勇気を出している!ママが一緒についているから大丈夫だよ」という想いを持ったことが
ソフロロジー法を取り入れて安産を達成したキーポイントだったかなと思います。
「苦しいのはママだけじゃない、赤ちゃんを私がリードしてあげるんだ」という気持ちが、
結果的に呼吸に集中し、上手くいきみを逃すことに繋がりました。
イメージトレーニングの際に使用する専用のCDもあるようですが、私は使いませんでした。
でもリラクゼーション音楽やナレーションがあることで、よりイメージトレーニングが上手くいくこともあるのでは?と思います。
好きな音楽を流しながらイメージトレーニングをして、
可能なら陣痛中〜分娩時にその音楽を流してもらうよう
バースプランに組み込むのも良いかもしれません*
ただひたすら陣痛に耐えるよりも、「出産は赤ちゃんとの共同作業」と思っていたほうが
お産を乗り越える力が湧いてきますよ。
4人のわが子を産んで思うのは、
前向きにお産に臨むことが陣痛を和らげ、安産につながるということです。
《ソフロロジーを取り入れて満足のいくお産に》part2 では、実際にソフロロジー法を活用した出産レポを綴りたいと思いますので、ぜひご覧くださいね*