出産レポ

《初産の産後》会陰の痛み、母乳育児、生理再開…*

なんとかかんとか第一子の長女ちゃんを出産し、最高潮の幸せを感じていたのも束の間…

産後の体のダメージは想像以上でした…。

発熱、吐き気、会陰の痛み

分娩後の処置も済み、分娩台からストレッチャーに移乗してもらい
長女ちゃんとパパと一緒に陣痛室へ戻りました。

うっとりと長女ちゃんの姿を眺めたり、ビデオを撮ったり。
まったりとした時間を過ごしました。



絶賛産後ハイのためか、体の痛みや不調などは不思議と感じませんでした。

数時間経ち、日が昇った頃に一旦長女ちゃんは新生児室へ、私とパパは入院する部屋へと移動し、朝食を配膳してもらったときです。

初めて体調の変化に気づきました。

朝食はとても美味しそうなフレンチトーストにコーンスープ、サラダ…必至にお産をしたあとでおなかが空いているので、嬉しくってたくさん食べたかったのに

ひと口スープを飲むと猛烈な吐き気が…!!

そのあと治まらない吐き気にとても食事は摂れず、パパに全部食べてもらいました…。

自宅で陣痛に耐えながら、鰻丼をしっかり食べておいてよかった〜…と心から思いました

そしてそして、会陰の痛み

むちゃくちゃにいきんでしまったため、会陰切開の傷だけでなく、産道になかなかの裂傷が起きてしまっていたそうです。

縫合してもらうときに打ってもらった麻酔が切れ始めると

まぁ〜〜 痛い

傷口がズッキンズッキンと脈打つように痛み、熱を持っていて、お下がぶっくり腫れ上がっているのを感じました…。

その上、産後に子宮が妊娠前の大きさに戻ろうと収縮する後陣痛もあり、看護師さんに何度も痛み止めをもらいました。

さらに、産後は発熱することもよくあるそうなのですが、ふだんなかなか出ることのない38〜39℃の熱が出てフラフラに…。

今思うと踏んだり蹴ったりですね!!笑

吐き気は出産当日の夕方には治まり、夕ごはんはなんとか食べられた記憶があります。

熱も1日、2日ですっかり治まったと思います。

ただ会陰の傷は………

円座クッションを使って、ゆ〜〜〜っくり座っても「あいたたたたたたっっ」という感じで

入院中のシャワーやトイレや、産後の回復度合いを診る検診での、器具が触れる瞬間や傷口の消毒……すべてが恐怖でした(ToT)

退院してもしばらく痛み…

痛みが消えても、産後2ヶ月くらいは傷口が引きつる感じがありました。

なかなか出ない母乳、乳首の裂傷

私がお世話になっている産院では、出産当日は母子別室でママがゆっくり休めるように配慮してくれるのですが

お産した日の夜、なんだか胸騒ぎがして
よたよたと歩いて新生児室へ行ってみました。

すると、部屋が近づくにつれ赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
そしてなぜか、この声が「長女ちゃんの声だ!」と分かったんですね。

部屋に入ると助産師さんが長女ちゃんを抱っこしてあやしてくれているところで、
「あ〜花ママさん、赤ちゃんが泣き止まないからお部屋にコールしようかなと思ってたんですよ〜」と言われました。

母子のつながりは不思議ですね!
抱っこするとスッと泣き止む長女ちゃん。

なんと愛おしい………

そのまま母子同室にしてもいいか聞くと、大丈夫とのことだったので
その時から退院まで、ほぼ一緒に過ごしました。

そしてしょっちゅう泣くので、お乳も頻繁に吸ってもらうのですが母乳がなかなか出ない…!

定時に新生児室へ行き授乳前後の赤ちゃんの体重を計り、不足分のミルクを作って飲ませるという仕組みだったのですが

おっぱいを吸ったあと、長女ちゃんの体重は増えないままでした。

そんな中、産後2日目か3日目に助産師さんが部屋に来てお乳マッサージをしてくれました。

私は仰向けに横になってリラックスして、お乳をポローンと出したまま助産師さんと談笑していました。

「おっぱいは良い感じに張っているから、あとは開通すればお乳が出ると思いますよ〜」と説明してくれながら、おっぱいをしばらくマッサージしてくれる助産師さん。

すると…

いきなりプシューーーッとお乳が噴出!!!

それはもう本当に、噴水のように!!

私も、一緒にいたパパも、この時の光景は衝撃的で今も鮮明に覚えています。

助産師さんがクッと力を入れるたびにお乳が15cmくらいピューーーッと飛び出るんです!

ちなみに、私はマッサージの痛みはありませんでした。

これでめでたしめでたしなら良かったのですが、次なる試練が待ち受けていました。

乳首の裂傷です(ToT)

私は咥えさせるのが慣れていないし、長女ちゃんも乳首に浅ーく吸い付く子だったので、乳首が切れてしまったんですね…。

あの痛みときたらもうホント…

顔が歪むくらい痛いのですが、せっかく出るようになったお乳、しっかりおなかいっぱい飲んでほしい!!

助産師さんに上手な飲ませ方を指導してもらったり、乳頭保護具をもらったり、乳首ケア用のワセリンを塗って様子を見たり…

試行錯誤しながら、切れては治り切れては治りを繰り返しているうちに、乳首は丈夫に生まれ変わり…長女ちゃんも上手に吸ってくれるようになり…

平和な授乳タイムを送れるようになりました!!(ToT)

思い返すとこのように、産後の地味~なトラブルをフルコースで味わったなぁと思います。


最後に、産後の肥立ちについて少し触れたいと思います。

子宮復古、生理再開

退院後はまるまる1ヶ月、義実家にお世話になりました*
食事から洗濯まですべてお義母さんがしてくれて、至れり尽くせりな1ヶ月を過ごさせてもらいました…。

産後1ヶ月検診を受けたときには悪露も落ち着いていて、子宮のなかも会陰の傷もキレイになっていて問題なしでした。

(ちなみに、会陰を縫合する糸は時間が経つと自然に溶ける糸を使用されているそうで、抜糸はありませんでした。)

そして産後3ヶ月ほどで生理が再開したのでした。



わが子を4人出産して
産後の回復について感じるのは、「ムリをしないことが本当に大切」ということです。

2人目と3人目の産後は義実家を頼らず、パパ育休制度も利用しなかったので
退院直後からわりと平常運転で家事・育児をしていました。

自分では「全然うごける!」「このくらい大丈夫~!」と思っちゃうんですよね。


でもその結果
安産だったにもかかわらず、産後の肥立ちが悪く
体調不良が長引いてしまいました。


出産の際、実家や義実家を頼れない・あえて頼らないママも多いと思うのですが
いまは産後ケアセンターや行政のファミリーサポートなどがありますよね。

パパが育休を利用できるようなら、取得してもらうのもおすすめです。


少なくとも産後1ヶ月は周囲の助けを借りて、命がけの大仕事をがんばったママのために
心も体もゆとりをもって過ごしてほしいなぁと思います*

…と、長女ちゃん出産後の様子や症状はこのような感じです。


ソフロロジー式分娩を自己流で取り入れ、とても良かった!と感じた2人目の長男くんのお産についてや

妊娠中にコロナ禍となり、初めて立ち会いなしで臨んだ3人目の次女ちゃんのお産について、

そしてそれぞれの産後についてなども綴っていこうと思いますので、また覗いてみてくださいね☆

最後までお読み頂き、ありがとうございます!

どなたかのお役に立てれば嬉しいです*

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