そろそろきょうだいを迎えたいなと思っているけど、上の子の赤ちゃん返りが心配…。
どうケアしたらいいのかな。
そんなふうに悩む方は多いのではないでしょうか?
私もきょうだいが産まれるときはいつもドキドキしていました。
わが家には4人の子どもがいますが、上の子3人はもれなく赤ちゃん返りをしました。
期間の長さや程度の差はありましたが、下の子の産後に上の子は
- ふとした拍子にすぐ泣き出し、情緒不安定
- ふだんよりも格段に多くワガママを言うようになる
- 夜泣きがふえる
などのことが数か月続きました。
上の子の情緒不安定な姿はかわいそうだし、ママも新生児のお世話+上の子の赤ちゃん返りの対応となると、けっこうしんどいですよね…。
私は「すこしでも産後の赤ちゃん返りが和らげばいいな」と、妊娠中~産後にいつも心がけていたことがあります。
正直「上の子の赤ちゃん返りがすぐにおさまった!」という方法はなかったし、どれも画期的なアイディアなわけではありません。
でも子ども達の反応を見ていると「やっていてよかったな」と感じたことがいくつかあるので、まとめてみました。
よろしければご覧くださいね♪
赤ちゃん返りの原因って…?
まず、赤ちゃん返りってどうして起こるんでしょう?
子ども達と接するなかで「こんな気持ちが原因かな?」と感じたことが3つあります。
赤ちゃん返りの原因は…
- 「この子、だれ…?」新しいきょうだいに出会うとまどい
- 「自分にかまってもらえなくなる…?」変わらない愛情をもらえるか不安
- 「赤ちゃんにママをとられちゃう!」というヤキモチ。
この3つをフォローするように心がけると、少しずつ赤ちゃん返りが落ちついていきました。
やったことを具体的に紹介しますね♪
上の子に対して心がけているケア3つ
① 1分間、上の子を優先する時間をつくる
きょうだいが産まれて、ママが赤ちゃんのお世話する姿を見ると「ママを赤ちゃんにとられちゃった」と感じる子は多いと思います。
授乳、オムツ替え、寝かしつけなど…お世話をするたび、泣きだす上の子。
どう気をつけてもさみしい想いはさせてしまうと気づきました。
なので、少しでも上の子の想いを優先する時間をとるようにしました。
下の子が「だっこ~」とグズり始めたときに、同時に上の子が甘えてきたら、まずは上の子を抱きしめる。
でも下の子を泣いて待たせているのも、気持ちが落ちつきませんよね。
そんなときは、「1分、思いっきり上の子と接する」と決めて過ごします。
上の子だけにむけた笑顔で、思いっきり抱きしめて、大好きな“たかいたかい”をして、くすぐりあいっこで大笑いして…
めいっぱいスキンシップを楽しみます。
下の子がグズグズでも、「お姉ちゃん/お兄ちゃんと遊ぶから、1分だけまってね」と声をかけて。
みじかい時間でも思いっきり一緒に遊ぶことで、上の子はさみしさが和らいだり、気分転換ができるようでした。
そして頃合いをみて下の子に「待っていてくれて、ありがとう!」と伝えてお世話に戻ります。
「赤ちゃん返りには、上の子を優先してあげて…」とよく聞くけれど、実際にはむずかしいですよね。
そこで時間を決めてメリハリをつけ、上の子とたっぷりとコミュニケーションをとるようにすると…
- 「ママとたのしく遊べた!」と上の子の気持ちが落ちつく
- 私「上の子にかまってあげられない…」→「上の子と遊んであげられた」と感じる
- グズっている下の子を長い時間待たせることがなくなる
結果、私のメンタルの安定にもつながりました◎
時間をとれるときには「1分だけ」と言わず、上の子との時間をしっかりととりました。
“しっかり”といっても
好きな遊びを一緒にするとか、目を見てたっぷり話を聞くとか、2人きりでおやつを食べるとか、するのは些細なことなんですけどね。
1対1で向き合うと、子ども達はやっぱり嬉しそうで。
そんな姿を見てママも穏やかになれるという、プラスの循環が生まれます♪
② 抱きしめて、「大好きだよ、大事だよ」とつたえる
これは本当にしょっちゅう、子どもが視界に入るたびに伝えています。1日500回くらい!笑
ひとりひとりに、「かわいい」「大好き」「〇〇はママの大事大事だよ」「生まれてきてくれてありがとう」ということを、呼吸をするようにくり返し。
すると下の子に対してや、きょうだいの間でも同じことを言いあうようになり、ママにも言ってくれるようになり驚きました。
あとは下の子のアフレコをよくするんです♪
下の子のお世話を手伝ってくれたり、抱っこの順番を待ってくれたりしたら、上の子に「〇〇ちゃん/○○くん、ありがとう!大好きだよ!」と下の子が言ったようにアフレコします。
それに対して上の子がうなずいたり、「どういたしまして~」と返してくれて♪
続けると下の子に対する上の子の表情がどんどん柔らかくなっていったので、やってよかったなと思います。
③ 産まれてから今までの思い出を話す
上の子が言葉を理解しているようなら、赤ちゃんの頃から今までの思い出をなんども話します。ちょっとしつこいかな?というくらい。笑
でも、これがまた嬉しそうにするんですよね♪
写真やビデオを一緒に見て盛り上がりながら、「一緒にいられる時間が本当に楽しくて嬉しい」ということを伝えるようにしています。
「下の子の月齢のときに、あなたはこうだったよ」と印象的なエピソードを話したり。
妊娠中は、『トツキトオカ』というアプリを愛用していました。
おなかの赤ちゃんの成長を、イラストと分かりやすい文章で解説してくれます。
子ども達もこのアプリが大好きなので、一緒に見て「〇〇のときはこうだったよ、こう思ったよ」と話すのを日課にしていました。
「赤ちゃんが産まれたら、みんなでなにして遊ぶー?」と話し合ったり。
おなかの赤ちゃんを身近に感じて会えるのを楽しみにしてくれたので、やっていてよかったなと思います。
『トツキトオカ』はキャラクターデザインが可愛らしくて癒されますし、妊娠中~産後のお役立ち情報も届けてくれますよ♪
登録無料で利用できるし、オススメです。
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赤ちゃん返り、ママもつらいですよね~!
きょうだいができた喜びもつかの間、ノンストップで新生児のお世話がスタート。
タイミングによっては、上の子の赤ちゃん返りがイヤイヤ期と重なって、もう大変!なんてこともありますよね。
ぎゃんぎゃん泣く上の子と下の子にはさまれて、「どうしたらいいの」と気分が落ちこんでしまったり…。
でも、子どもが赤ちゃん返りをするのは、ママのことが大好きだから。
「ママ、赤ちゃんはかわいいけど、ぼく/わたしのことも忘れないで。大好きでいて。」
そんなメッセージだと思うんです。
2才くらいの子だと、自分が泣くとママが大変になるのかも…と感じとる子もいますよね。
「ママが大変になるのがわかるけど、心のモヤモヤをどうしたらいいか分からない。困ってまた泣いちゃう…」と、負のループの中でもがいているのかもしれません。
上の子も下の子も満足いくまで甘えさせてあげるのは理想だけど、なかなか難しいですよね。
ママが2人、3人…と増えたらいいけど、ママはひとりしかいないから。
だから、ムリなくできる範囲でいい。
上の子が赤ちゃん返りをするのは自然なことで、ママのせいではありません。
上の子が泣きだしたら、「ママが大好きなんだよー!」と伝えてくれてるんだと思うと、すこし楽になりますよ♪
まとめ 上の子に「大好きだよ」としつこいくらいに伝えよう♡
わが家の子ども達は、次のことを満たすと赤ちゃん返りがなくなっていきました。
- 上の子が赤ちゃんの存在に慣れて、愛情や仲間意識が育つ
- ママの愛情は変わらないと実感する
子どもが赤ちゃん返りをする=一生懸命「ママのことが大好きなんだー!」と主張している。
その気持ちにこたえるように、「ママも大好きだよ」と伝えてあげたらいいのかなと思います。
わが家は2才次女ちゃんの赤ちゃん返りは落ち着いたけど、今度は0才次男くんのイヤイヤ期が待ち構えています。笑
がんばるママさん、一緒にムリなくやっていきましょうね♪
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