子どもがイヤイヤ期に突入してつらい…。
なるべくストレスためずに対応する方法はないかな?
イヤイヤ期、つらいですよね。
成長のあかしだと分かっていても、すべてのことに「イヤ~!」と大泣きされると逃げたくなっちゃいます。
すべての人に当てはまるかは分かりませんが、絶賛イヤイヤ期の次女ちゃん(2才)と関わる中で、少し気持ちが楽になった方法をお話ししたいと思います。
ちなみに、わが家のイヤイヤ期の歴史はこちら↓
- 長女ちゃん「これってイヤイヤ期なのか…?ただ眠くてちょっとぐずってるだけ?と迷うレベル」
- 長男くん「急に始まるかんしゃく。泣き出すともう止まらない。これがイヤイヤ期か!と実感するレベル」
- 次女ちゃん「1日中なにかにつけて大絶叫。ちょっと白目むいちゃうレベル」
- 次男くん「0才。待機中」
きょうだいでも個人差がありますね。
子どものイヤイヤ期、ストレスをためない対応は?
そもそもイヤイヤ期とは、成長の過程で2才前後の子どもが「イヤ!ダメ!」と自己主張が強くなる時期のこと。
この時期の対応として私がたどりついたのは、「子どものイヤイヤを真っ向から受け止めないこと」です。
サラッと「そっか、イヤなんだね~」と共感したり「じゃあ○○してみる?」と提案して、かんしゃくが収まればラッキー。
抱っこしたりくすぐったりして、気分を変えてみるのも手です。
それでもイヤイヤが収まらず、抱っこしてものけぞったり大泣きしたりとヒートアップしたら、「OK。わかったよ~」と向き合うのを切り上げます。
「おちついたらいっしょに遊ぼうね~」と声をかけて家事を開始。
そして子どものようすを見ながら、声掛けをしたり距離を置いたりをくり返して、お互い笑顔になれるときを待ちます。
どうしてイヤイヤ期はこんなにつらいのか?
イヤイヤ期がつらいのって、なぜでしょう。
ごはん食べよう→イヤ。
お洋服着よう→イヤ。
それしたら危ないよ→イヤ。
何をするにも「イヤ」で返されて大泣きされたりしたら、単純にイライラしちゃいますよね。
でも、それだけじゃないかも?と思ったんです。
考えてみたのですが、子どもがなんでも「イヤ!」と拒否することで、自分自身が拒否された気持ちになりつらいのかな?と。
かんしゃくを起こした子どもに、
「機嫌を直してあげたい。」
「受けとめてあげたい。」
「気持ちを分かってあげたい。」
そうやって向き合おうとした自分を「イヤ!」の一言で否定されたように感じ傷ついているのかもと。
でも、子どもの「イヤ」は「ママがイヤ」なわけではないし、ママを否定したいわけでもないんですよね。
イヤイヤ期の子どもの言うことや態度に真っ向から向き合おうとする人ほど、つらくなるのだと思います。
「私はよくがんばってる!」と自分をいたわってあげると、ストレスが軽くなるかもしれません。
「イヤイヤ」乗り切る方法
「イヤイヤ」の正体って、なんでしょうか。
- お喋りができるようになってきたけど、まだうまくは話せない。
- お着替えや工作など、できることが増えてきたけど、まだ全部をひとりではできない。
たぶん、そんなふうに自分ではうまく処理できない、モヤモヤしたもどかしい気持ちを、「イヤ」「ダメ」という言葉で表現しているのですよね。
自分ではどうしようもない感情に突き動かされて、迷路のなかで出口を見失っている状態。
でもその出口は「ママが導いてあげないといけないもの」ではなくて、成長とともに「子どもが自然と見つけるもの」。
子どもが「イヤイヤー!」と泣くからといって、ママが何とかしてあげなきゃいけない、ということではないと思います。
泣き声は子どもの「がんばって成長しているよー」という心の声だと思って、ママは応援しつつ1歩下がって見守るくらいがちょうどいいのかもしれません。
そう思うようにしたら、イヤイヤ期のストレスが和らぎましたよ。
子どものかんしゃくが始まったら、子どもの不機嫌にのみこまれずに、泣き声は耳の手前でシャットアウトして(笑)
子どもを抱きしめたり、ときには少し距離をとったり。
遠くの景色を見たり、気持ちが穏やかになる好きなことを考えたりしていると、かんしゃくをうまく乗り切れました。
子どもを応援する気持ちで見守るのがおすすめ
イヤイヤ期は親も大変だけど、子どももコントロールできない自分の感情と向き合っているんだなと実感する出来事がありました。
あるとき次女ちゃんが、何をしても納得せず「イヤなのーーー!」とグズり始めたんです。
イヤイヤが始まったな〜、しんどいな~…と思いつつ次女ちゃんを見ていて、気づきました。
泣き叫びながらも、ときどきグッと泣くのをこらえようとしていること。
でもやっぱり堪えきれずに泣いちゃうこと…。
頭では「イヤ」っていうだけじゃ解決しないってわかってる。
でも心では納得できないし悲しい。
そんな葛藤している姿を見て、「子どもも自分自身の成長にとまどっているんだ。本人なりに頑張っているんだ」と思うと、イヤイヤ期の見方が変わりました。
そして泣き叫んでる次女ちゃんをひざに座らせて、プニプニの小さな手足を眺めました。
「大きくなったなぁ〜」なんて穏やかな気持ちで考えているうちに、次女ちゃんは泣きやみました。
1日中何かにつけて「イヤ〜!」と大声で拒否されて泣かれて、親も本当につらいですよね。
そして子ども自身も、心の成長痛に耐えています。
一緒に乗り越えていこうねと思えた日から、ストレスが軽くなりました。
イヤイヤ期がしんどいな…というママさん、ひとりじゃないですよ。
ひと息ついて、自分をいたわりながら、ゆっくりやっていきましょう♡